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【第30節】サンフレッチェ広島@ユアテックスタジアム仙台

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ベガルタ 1(0-0 1-1)1 サンフレッチェ

佐藤寿人をどう抑えるのか、ナジソンはマッチするのか、先発メンバーはどうなるのか、それらに耳目が集まり、今季最高の18,445人を集めた。

ベガルタは唯一「サンフレッチェが勝っていない」チーム。
サンフレッチェが今年昇格するのはほとんど決定的だろうが、「唯一勝てなかったチーム」として悔しい思いをさせてやろう。


ベガサポとして試合前、スターリングラインアップの発表の時にサンフレッチェのメンバー紹介が始まってすぐにチャントを始めました。 これについては、サンフレッチェサポとしては色々と思いはあるかもしれませんが、ベガサポの一人として佐藤寿人にブーイングをしなければならないとは解っていても、多分多くのサポータはブーイングで迎えると思うけど、やはり拍手で迎えたいと思うサポータは多いと思う。それは、ブーイングしているサポータも心の中では同じように思っているのは間違いない。だから、チャントで「誤魔化した」というのが、本心だと思います。どうかご理解いただきたい。


さて、試合はサンフレッチェペースで進む。
残念だけど、選手のレベルが違いすぎる。
昇格レースを独走するのは仕様が無いと感じさせる内容だった。

しかし、なんか良くわからないけど、あまり負けるというイメージは湧いてこなかった。
負け惜しみに聞こえるかもしれないけれど、今回の「3ボランチ」がうまく作用しているように感じた。
ただ、どうしてもうまくパス回しされてしまうので、ラインが下がってしまい、攻撃に繋げる事は難しかった。

前半は寿人も「消えて」いて、失点するようには感じられなかった。
また同時に、時折決定機を迎えたが、あまり得点のにおいも感じられなかった。

後半も同様な感じで進む。
後半に入って、「そういえば、中盤には森崎浩司がいたんだな」と思うほど消えていた森崎が何度か攻撃に顔を出すようになっていたが、それほど怖いイメージは湧いてこなかった。

そんな中、やはり寿人が決めてしまう。
あんなトラップからのシュートは、やはりJ2のレベルを超えている。
個人的なイメージとしては、「寿人を失っていなければ、とっくに昇格しているのに」と感じているので、嬉しいような、悲しいような、悔しいような複雑な心境。。。

しかし、これで負けてはいられない。
一時的に運動量が落ちたが、持ち味のCKからの攻撃に活路を見出す。
連続CKの2本目、梁勇基からのCKをナジソンが合わせ、GKがはじいたところを菅井直樹がDFとGKの股間を抜いて動転弾を決めた。
最高潮のボルテージになるスタジアム。

この得点以降、サンフレッチェの運動量が落ち、攻め込む時間が長くなったが、最後の最後で決まらない。
結局そのまま5戦連続のドローで終了する。

連続ドローについては評価は難しいが、この試合に限れば試合運びでいえばサンフレッチェの方が遥かにうまかったし、内容では完全に負けていた。
そう考えれば、サンフレッチェから「勝ち点2を奪った」と言えなくも無い。
そして「唯一負けていないチーム」としてその存在を示せた(?)と考えれば決して悪くは無いか?

だけど、そんな事を言っている余裕はもうそろそろ無くなってしまいそうだ。
次節の「みちのくダービー」に負けるようだと本当に難しくなってしまう。正念場だ。

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このページは、かっちゃんが2008年8月10日 23:59に書いたブログ記事です。

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