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【第14節】モンテディオ山形@ユアテックスタジアム仙台

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ベガルタ 3(0-2 3-0)2 モンテディオ

1-before.jpgみちのくダービー。

たぶん、モンテディオサポータにとって「ユアスタ」は「アウェイの地」。
ベガルタサポータにとっての「NDソフトスタジアム」は「第二のホーム」。

2-flag.jpg3-zz.jpg
モンテディオサポータから見れば「仙台だけには勝て」がスローガン。

ベガルタサポータからすれば「(引き分ける事はあっても)山形に負けるわけが無いでしょ」と思っている。

いつもモンテディオサポータは気合が入っているんだよね。
今回も選手がピッチで練習している内にフラッグを揚げてしまうし。
そして、それをいつも茶化しているベガルタサポータ。

こっちにいるといつもそんな感じがする「みちのくダービー」。
今年も第一戦が始まる。

4-sky.jpg5-flag.jpg晴天の中で試合が始まる。

序盤からモンテディオが攻勢に出る。
ベガルタは全くうまくいっていない。
サポータの気持ちがそれぞれのチームに乗り移ってしまったのか。

前半はいいところ無く、2失点でリードされてしまう。

風邪で声が出せていないσ(^^;)は、じっくりと状況を見ていたが、パスの出しどころも悪いし、選手の流動性も無い。相手を甘く見てしまったのか、相手の出足が良くてうまくいかないのか。。。

この時点が考えていた事は
「元々、第一クールは勝ち点25。出来れば27くらいあげられればいいと思っていたので、次の試合頑張れればいいや」
そして、
「もし、2点のビハインドから逆転できる事が出来れば、本当に流れに乗っていけるな」
「最悪、引き分けまで持っていってくれないかなぁ。。。」
だった。

この時、ロッカールームに引き上げた岡山は悔し涙を流していたと言う。。。
2失点は、直接の原因ではないにしても、岡山のミスや対応がうまくいかなかったのが原因、と本人は思っていたらしい。
確かに、対応したのは岡山だが、守備も攻撃も直接それに関わる選手だけの「せい」でも「お陰」でもない。
そこに至るまでの過程で他の選手の動きが影響しているのだから、チーム全体で問題は解決していくしかない。

他人のせいに出来れば自分は楽になるけど、仕事に誇りを持っている人間は自分を責める。
そんな岡山の心意気をチーム全体で背負って後半に望む事になる。

後半、前半とは違い選手の動きに流動性が出てくる。
そして、関口が右サイドから左に変化してモンテディオの守備陣は混乱をきたしてしまったようだ。
前半には見られなかった関口のドリブルがモンテディオの守備陣を切り裂いていく。
パスも繋がり始め、混乱しているモンテディオ守備陣をあざ笑うように51分にゴール前の混戦から平瀬が頭で押し込み1点差に。これは中島裕希の胸トラップがよかった。出来れば裕希の得点にしてあげたかったが。。。

さあ、混乱の中でモンテディオの中で唯一フル出場を続けていた「DF 宮本選手」がたまらずに後ろからファールで止めてしまう。しかも2度。その2度ともイエローカードの対象となり退場処分。
これで、モンテディオは守勢に回らざるを得なくなった。

だが、カウンター一本になってモンテディオにも時折チャンスが訪れる。
しかし、決定力不足。
ベガルタも苦しんでいるが、モンテディオの得点力不足はベガルタ以上。
それを何とか守備で対処しているチーム。しかし、数的に不利になりその守備にも綻びが見え始めていた。

77分、79分と、このところの切り札的存在「佐藤由紀彦」「中原」を続けて投入。
その中原が投入直後の80分にミドルシュートを放ち、バーにはじかれたところを梁勇基が冷静に、しかし力強くボレーシュートし、見事に同点弾を決める。
J's Goalに載っていた同点シュート後の気合の入った顔が、その時のチーム全体の気持ちが表われているような気がする。

同点で更に攻撃の手を強めたベガルタはその4分後(84分)に左でキープしていた平瀬が走りこんできた梁勇基にパス、敵陣不覚に潜り込んで中に高速のクロス、ゴール右に張っていた佐藤由紀彦が左足で合わせて逆転!!!

もうモンテディオに同点にするだけの力は残っていなかった。

正直な感想は
サッカーで負けて、試合には勝った

でも、どんな事をいわれても、「強いチームは勝ち点を積み重ねていく」もの。
今のベガルタは決して強いチームとはいえないが、強いチームになるための階段を一段ずつ上っている途上にあると思っている。
強いチームになる為に、あと何段の階段を上ればいいのか分からないが、一歩ずつで良いから上っていって欲しい。
6-after.jpgやっぱり「山形に負けるわけが無いよな」と思っているベガルタサポータでした。。。と^^;

さあ、九州二連戦が待っている。
昇格組みの「ロアッソ熊本」はここの所調子を落としているが、FW高橋は素晴らしい選手なのでしっかりとブロックを作って抑えて欲しい。今回の反省を活かせるかどうかが試される試合になるだろう。
そして、泥沼にはまり込んでいる「アビスパ福岡」。もしかすると対戦する時には監督が代わっているかもしれない。代わっても中三日では何も変える事は出来ないだろうが、選手の気持ちに変化が現れ、手強いチームになってしまう可能性は否定できない。
でも、守備陣がいつもどうりに健闘し、攻撃陣がいつものように攻撃できれば何とかなるはずだ。
そして、その後のホーム湘南ベルマーレ戦に向け、連勝で帰ってきて欲しい。

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このページは、かっちゃんが2008年5月18日 20:32に書いたブログ記事です。

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