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死刑判決

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山口県光市の母子殺害事件で、殺人と強姦(ごうかん)致死、窃盗の罪に問われた元少年(27)に対する差し戻し控訴審で、広島高裁は22日、無期懲役とした一審・山口地裁判決を破棄し、死刑の判決を言い渡した。

そもそも、母子を殺害した事、強姦した事は認めていた。
ある程度の反省の弁も述べられていたと報じられていた。

ところが、最高裁が無期懲役の判決を見直す(死刑判決とする)とみられた事から弁護団の入替があり、その弁護団の荒唐無稽ともいえる弁護方針により世間からの非難が集まった。

恐らく、それ以前の弁護方針を採り、反省しているという内容で展開していれば今回の判決内容も違ったものになったように感じられる。
余りにも詭弁を弄しすぎた。新しい弁護団は「死刑廃止論者の筆頭」とも言われる弁護士が中心になっていた事も影響していたのかもしれない。

今回問題なのは、「死刑廃止論者は荒唐無稽な事をいう」というイメージが出来てしまった事ではないだろうか。
私自身は、死刑はあってしかるべきだと思っているし、終身刑があってもいいと思っている。
再審の問題などもあるので、単純に言って良いのかよく分からない点もあるけど、それでも「死刑廃止」に自分自身が変節するとは思えない。


でも、「死刑容認論者」にも「法務大臣」のような変な人がいるのも事実。 何が良いのか、何が悪いのか、今一度見直して見る必要はあるのかもしれない。


判決後すぐに弁護団は控訴したらしい。
でも、最高裁の判断が変わるとは思えない。
一度荒唐無稽な方向に持っていってしまったからには、軌道修正は不可能。

個人的には「死刑判決は当然」の事だと思っている。
それが前提ではあるが、今回は弁護団の弁護方針が完全に間違っていたと思う。
あの内容では被告人が反省しているという形が見えない。
あるとしたら「責任能力が無かった」という訳の分からない判断があるかどうかだろうが、それも無いだろう。

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このページは、かっちゃんが2008年4月22日 22:58に書いたブログ記事です。

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