【第12節】サンフレッチェ広島@広島ビッグアーチ

前半からサンフレッチェのポール回しがうまくいく。
だけど、ボールを回しているだけでゴールの匂いはほとんどない。

確かにボールを回されてベガルタの選手が振り回されてしまっている場面もあったが、最終的にゴールの結びつかない。シュートは前半で8本あったが、キーパーの正面だったり、枠に飛ばなかったり。。。
前半、何とか0-0で凌げば後半にサンフレッチェの足が止まるだろうから何とかなるだろうと考えていた。

しかし、後半もサンフレッチェは頑張ってボールを回し続ける。
11日間で4戦目。しかも中2日の試合なのに、サンフレッチェの選手は良く頑張っていた。
だけど、最後の10分間に決定的な場面が作れるだろうと感じていた。

確かに最後の10分間にチャンスが訪れていたが、サンフレッチェは頑張っていた。
こういった頑張りが首位を行くチーム故なのかもしれない。
何で昨年降格してしまったんだろう。どう考えても降格するチームではない。

最終的には交代で入った中原と佐藤由紀彦のフレッシュな選手が決勝点を演出する。
その得点は後半のロスタイムに入ってからのものになった。
本当はもっと早く得点できるのかと思っていたが、得点は得点。勝利は勝利に違いない。

この勝利の持つ意味は大きい。
首位のサンフレッチェの独走を阻止した事、サンフレッチェとの勝ち点差を4にした事、上位として次の試合に望める事。そして、本当は絶対的なチーム力の違いを見せての勝利といきたかったが、まずは相手から勝ち点を奪い、ベガルタの勝ち点を3つ積み上げる事が出来た事。

本当に大きな一勝です。
この勝ちを次につなげるためにも、次節ヴァンフォーレ甲府にも勝って上昇気流に乗っていきたい。