Windows2000/WindowsXPのService Packを適用したCD-ROMを作成する
手持ちのOSのインストールをすると、最初のWindowsUpdateで、最新のService Packをインストールしなければなりません。Service Pack はDLサイズも大きく、時間がかかる事が多いので、インストール時点でService Pack適用済みのCD-ROMでインストールしよう。
●Step1. Service Pack適用済みモジュールの作成
- 各OSのService PackをMicrosoftのHPからDLする (Microsoft Windows Home Page)
Windows2000 Service Pack / WindowsXP Professional / WindowsXP Home Edition - 各OSのインストールCD-ROMの内容を、適当なフォルダを作成しHDにコピーする
- DLしたサービスパックのファイルを展開する
<展開方法>- DLしたファイルに「-x」オプションを付加し実行する
- 【例】<ドライブ名>:\<Service Pack名> -x
- 展開作業時に適当な新規フォルダを指定する
- 展開作業時に適当な新規フォルダを指定する
- Service Packを適用する
<適用方法>- Service Pack展開時に指定したフォルダの中の「update\update.exe」にオプションを指定し実行
- 【例】update\update.exe -s:<ドライブ名>:\<各OSのインストールCD-ROMの内容をコピーしたフォルダ> -u
●Step2. Bootイメージの抽出とISO9660イメージの作成(Bootイメージ抽出と適用)
- Bootイメージを抽出するのに「BBIE(Bart's Boot Image Extractor)」というソフトをDLする
http://www.nu2.nu/bbie/ - 抽出したBootイメージとService Packを適用したファイルを合体させてISO9660イメージのデータを作成するツールとして「cdrtools」をDLする
ftp://ftp.berlios.de/pub/cdrecord/alpha/win32/ (cdrtools-1.11a12-win32-bin.zipをDLする) - 適当なフォルダを作成し、BBIEとcdrtoolsを解凍する
- 必要なファイルは「bbie.exe」「cygwin1.dll」「mkisofs.exe」
- 各OSのインストールCD-ROMからBootイメージを抽出する
- <ドライブ名>:\<ツールを解凍したフォルダ>\bbie <CD-ROMドライブ名>
- 抽出が終了するとカレントフォルダに「image1.bin」というファイルが作成される
- 「image1.bin」をインストールモジュールが格納されているフォルダにコピーする
- <ドライブ名>:\<ツールを解凍したフォルダ>\bbie <CD-ROMドライブ名>
- Bootイメージをコピーしたら、Bootイメージ込みのISO9660ファイルを作成する
- <ドライブ名>:\<ツールを解凍したフォルダ>\mkisofs -b image1.bin -no-emul-boot -J -N -o <作成するisoファイル名(ex. sp.isoなど)> <インストールモジュールが格納されているフォルダ>
- 作成されたisoファイルを基にCD-Rへ書き込む
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